PALM BEACH RESEARCH GROUP

中国と大麻

今週水曜に

「米中貿易協定 第一段階の合意文書に署名」

と言うニュースが流れました。

その新しい貿易協定の中に
中国は米国からより多くのヘンプ作物を輸入しなければならない
と言う内容が含まれていたそうです。

ヘンプは2018年に米国農業法で連邦合法化されましたが、
今回調印された国際貿易協定の一環として、
中国が今後2年間で大規模に輸入すること
同意したと言うことです。

ちなみに、、
ヘンプとマリファナの違いですが、
元は同じ大麻草ですが、

・産業用に使用する場合ヘンプ
・吸引したり食べたり嗜好用として使用されるものをマリファナ

と呼ばれています。
(最近は医療用においてもマリファナと呼ばれてますね)

米中間でヘンプがどれだけ輸入されるかは
明記されていませんでしたが、
大麻植物を含む200以上の農産物に
2017年よりも少なくとも
125億ドル多くを費やさなければならないと
あることから、
2020年には195億ドル(2兆1千億?!)
を支出しなければならないことになっていると思われます。

すごい額ですね。。

このニュースが流れて、
米国にあるヘンプの慈善団体専門家は、

「中国がヘンプを輸入することは
 米国の大麻市場にとって
 とてもエキサイティングなことだ」

と語っています。

2018年のWHOの発表によると、
中国の人口は14億1千万人。
対して、米国とカナダ合わせても3億6千万人と、

約4倍もの人口を持つ中国がもし、
新たな市場になるなら、、

大麻市場にとって
大きな追い風になるかもしれませんね。

パームビーチ リサーチチーム
飯村匡博

※参考記事
https://www.marijuanamoment.net/china-must-import-more-hemp-from-u-s-under-new-trade-deal/

P.S.
大麻が違法である日本で紹介された
医療用大麻の番組です。
まだ見ていない方はぜひチェックしてみてください。

大麻で難病を治す「医療大麻」最前線
https://www.youtube.com/watch?v=RHKOOh01nhs

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