PALM BEACH RESEARCH GROUP

日本株爆上げしているが…

From 江崎孝彦

先週、ずーっと体調が悪い状態が続いていました。

そして、日曜日にはとうとう熱が出てきて、、
これはもしかして、と思って月曜日の午前中に
PCR検査に行ってきました。

ネットで調べてから行きましたが、
今では、予約なしでぱっと行って、
状況を何にも説明しなくてもその場ですぐ検査して、
(検査と言っても唾液を検出するだけで、
注射とかもないのでありがたい。)

追加料金さえ払えばその日のうちに
検査結果も出るので手軽で良かったです。

結論、陰性で、、ひとまず安心しました。^^)

去年は、検査をして欲しい!と言っても
症状次第で、それでは検査は受けさせられない…

みたいに断わられ、その後、数日のうちに
状態が悪化してそのまま亡くなってしまう…

という最悪の検査体制でしたが、
ようやく日本も、少し世界に恥ずかしくない
程度の検査体制は整ってきたみたいですね。

そんな感じで先週は一人チーンと沈んで
いたんですが、体調が戻ってきているので、
今週から少しずつ仕事に復帰しているんですが、、

その間に、日経平均が29,000円を回復してきて、
90年のバブル崩壊前の最高値を更新した!!

と明るいニュースが起きているみたいですね。

米国がゲームストップをめぐる
ヘッジファンド vs 個人投資家で
はちゃめちゃになっている間に、

日本株はぐんぐん伸びているようです。

日本のメディアも、日々、

「今日も日本株高値更新!」
「一時600円以上の上昇!」

みたいに必死に盛り上げようと頑張っていますね。

日本株が上昇している事は、
明るい話題なのは間違いないです。

それは我々、米株投資を推奨する者としても、
決してネガティブではありません。

ただ、、私は、そんなメディアの報道含め、
今の日本株の上昇の動きを見て、、、

日本株特有の不健全な株価上昇が
また発生してしまっている気がするな〜、、

こんなふうにとらえています。

“いつも”ハシゴを外される日本の個人投資家

あなたがご存知かどうかわかりませんが、
日本株の取引を一番やっている人達は
日本人ではなく外国人投資家です。

海外の機関投資家、ヘッジファンド等が、
米国株市場にまず投資して米国株市場の旨味を
しっかり取った後の余った資金で日本株に
投資をしている、、

これがおおよその現状なのです。

(必ずしも余った資金ではなく本気で
日本株を取引している外国人投資家も
いるかも知れませんが、割と実態を
捉えています。)

なので、引く時は早い、、、です。
(日本に愛着を持って買っているわけではないので、
儲からないと思ったら売却して撤退するのが早い…)

そして、さっと軽く調べてみたところ、今、
日本株の上昇の裏で株の取引量を増やしている
のは日本人投資家ではなく、外国人投資家です。


(JPX 日本取引所グループ 投資部門別売買状況より引用)

これが実態なんです。

今年に入ってから日本株はぐんぐん伸びていますが、
日本人投資家は、去年の年末以降、取引量は全く増やしていない…

のです。

つまり今の日本株の上昇の中、投資リターンを
増やしているのは外国人投資家の方だという事です。

(※ もちろん一部の日本人投資家も儲かっていますが、
全体として、、そういう傾向である事を言っています。)

日本のメディアは、そんな裏側の事は一切言わず、、

日本株上昇!!
90年のバブル以来の最高値更新!!

みたいに言って日本人投資家の買いを
誘致しています。

毎回、必ずそう!というわけではありませんが、
日本株の上昇時によく起きている裏側では、、、

ステップ1:取引量が少ない時期に、まず外国人投資家が日本株を買う
 ⇒株価上昇
(※ 取引量が少ない時は株価が上昇しやすい)

ステップ2:メディア報道で株高を盛り上げる (←現在このステージか?)
(この間は、外国人投資家はまだ強気を演出)

ステップ3:メディアに踊らされた日本人個人投資家が買い始める
⇒株価上昇するが、徐々に上値が重くなる
(この間に、外国人投資家は少しずつ利益確定しているため、上値が重くなる。)

ステップ4:日本人個人投資家の次に買う人がいないため株価が下がり始める…
(日本人投資家は、高値で掴まされ、損を出す事になる)

日本株市場において外国人投資家が儲かって、
日本人投資家が損をするシンプルなメカニズムです。

もちろん、毎回必ず、100%こうなっているという
わけではありませんが、よく発生している動きです。

(東証が出している投資部門別売買状況から見ても
日本人投資家の買いが増えていないのは事実)

「日本株を買うな!」と言いたいわけではありません。

日本人として日本株が上がる事は歓迎すべきことです。

ただ、すでに日本株市場は、外国人投資家の方が
取引高が多く、日本人投資家の一定の犠牲の上に
株価上昇している、、

という状況が少なからず存在している。

この事を、ちゃんと理解した上で日本株を
買って行かないと怪我するかもしれませんよ、
という事です。

少なくともメディアの報道につられて株を買っていると、、

先に買っていた人達(外国人投資家)に
お金を献上する側に回らされかねない…

と思っておいた方がいいです。

株式市場の“ババ抜き”に参加するべきではない…

と警鐘しているだけです。

今の日本株の状況が東証のデータやメディアの
状況から見て、ステップ2にある可能性が高く、
まだ株価上昇するかも知れませんが、、、

ステップ3、ステップ4のステージになると、
外国人投資家がひきはじめ、上値が重くなって
くる可能性が高いです。

日本株はすでに、外国人投資家の方が取引量が多い…
買うなら、注意が必要(ババを引かない…)

ぜひ覚えておいて下さい。

良い投資を!!

江崎孝彦

PS
いつか、外国人投資家に翻弄されない株の買い方、、
みたいなコンテンツ作りますね。

なんかあった方がいい気がするので。

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