PALM BEACH RESEARCH GROUP

過剰反応…

From 江崎孝彦

オミクロンが出現してから、、
株価下落が続いていますね〜。

あなたは今、どういう気分で
この自体を捉えていますか?

ちなみに、今発生している株価下落の
ロジックは下記のようなものでしょう〜

新たな変異種オミクロン株出現…

1,脅威の感染力と呼吸困難を引き起こすデルタ株の再来かも知れない!?

2,渡航制限しよう!(先進各国が海外便を全てシャットアウト)

3,サプライチェーン再び停止、または減速(物の供給に急ブレーキ)

4,物不足、物価上昇、インフレ再加速の可能性高まる

5,金利上昇圧力強まる(2022年、2回の金利上昇⇒3回へ)

6,株価下落(グロース株を中心に下落)

株によっては、、、

人の恐怖心による株価の反応は
こうも如実に現れるのか?

というくらいの下げを形成しています。

これに対して、先週お送りしたメールでは、、

慌てて行動した事の多くは失敗に終わる…

という事をお伝えしました。

もちろん1週間が経った今、
ここであなたにお伝えする事は同じです。

今のコロナに対するマーケットの過剰反応は
我々レガシー投資家にとって、逆に活用していく
歓迎すべき事!

と捉えるくらいで丁度良いだろうと思っています。

それに、この反応が修正される日も
かなり近いのではないか、とも見ています。

(昨日回復したのも同じ理由です。)

なぜなら、最初にオミクロン株が
発見された南アフリカの医者によれば、
オミクロン株は感染力は強いものの、、
毒性がそこまで高くはないらしく、、

「入院治療の必要もない…」と証言が出ていますし、、

昨日、米政府のアンソニー・ファウチ首席医療顧問も
同様の見解を示しているからです。

米政府のアンソニー・ファウチ首席医療顧問は5日の
米CNNの番組で、新型コロナウイルスの変異株
「オミクロン株」感染後の症状について、
「さほど深刻ではないようだ」と述べ、
重症化率は高くない可能性を指摘した。

全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20211206-OYT1T50067/
(読売新聞オンライン)

もちろん、現時点ではまだまだ事例が少なく
油断していいわけではありませんが、、

世界的にワクチンやコロナ治療薬が普及し
始めている中、デルタの時のような脅威に
なる可能性は低いだろう…

と捉えられるわけです。

人は何か得体の知れないものに出会った時、
恐怖から過剰反応します。

世界は、過去何度もコロナの猛威に苦しんで来たため、
万が一のために大事を取る事も普通の対応です。
(責任は取らされたくないですしね。)

しかし、投資家は、同じように
過剰反応してはいけません。

同じように過剰反応すれば、
もともと先の見えないマーケットに
対して必ず後手を踏むからです。

投資でリターンを狙っていくためには、、

先手を打つか、

反応によって行動させられるのではなく、
分析によって行動を決めていく…

これらをやっていかなければいけません。

先手を打つ、、それは人々が恐怖を
感じている時に逆に買っていく、とか、

株価が下がっている時に、
これが正当な下げなのか、

投資家がパニックを起こしている事による下げなのか、、

それをしっかりと見極めていく事です。

パニックによる下げの場合は、
いつかは戻ります。

なぜなら、パニックとは一時的な状況のため、
必ず覚める日が来るからです。

オミクロンが脅威ではないかも知れない…

ドクターファウチのその発言により
昨日は買い戻される展開となりましたが、、

これで市場のパニックが解消されれば、、
逆に“買い場”を提供してくれた可能性すらあります。

しかも、、視点を大きく変えれば、、

オミクロン株の出現はコロナの終焉が近い
可能性がある事を示しているかもしれません。

ヨーロッパとか多くの地域では
まだ1日の感染者数も多いので、、

現時点でそれを言うにはまだ少し
時期尚早かも知れませんが、、、

その根拠は、100年前に大流行したスペイン風邪です。

スペイン風邪の時も、第2波、第3波と
大きな波があったようですが、徐々に毒性が弱まっていき、
普通の風邪と変わらないようになって収まっていったそうです。

つまり、もしかしたら毒性が弱まっている
(可能性が高い)オミクロンが出現している事は、、
朗報なのかもしれないわけです。

1,コロナが終焉を迎えていくとしたら、、

2,サプライチェーンの混乱が解消され、、

3,徐々にインフレが落ち着いて来て、、、

4,正常な経済活動、雇用が復活して来て企業収益UP

5,株価上昇が起きていく・・・

こういった正のスパイラルが回り始めるかも知れません。

こうなるにはまだ少し時間が掛かるかも知れませんが、

こういうビジョンをどこかで持っておかないと、
株価の上昇タイミングに出遅れる事になります。

どうも世の中には、コロナが収束してくると
困る人達もいるみたいなので、簡単にはこういう
展開にはならないと思いますが、、

2022年は「もしかしたら、、明るい未来が…」と
頭の片隅に3%くらいは思っておいてもいいでしょう。^^;

あなたもレガシー投資家であるならば、
パニックにならずに冷静にマーケットを見ていこう!

そうすれば足元までチャンスが迫って来ている
かも知れないという事が見えて来ます。

チャンスは準備していたものだけが掴む事ができます。
ぜひ、一緒にチャンスに備えて行きましょう。

良い投資を!

江崎孝彦

PS
もし、まだあなたがレガシー投資を始めていないなら、
ありとあらゆるパニックを飲み込んで投資リターンを
狙っていけるレガシー投資を開始しよう!!

その行動があなたの未来を作って行くよ!

著者