レガシー企業レポート⑬

2014年12月23日

レガシー株13

今日は、みなさんがリフレッシュできるような最新のLegacy株(レガシー株)について話すつもりだが、その前に少し時間を遡りたいと思う。

時は1998年はじめ。 アジア通貨危機以降、世界の市場は転落を続け、Monica Lewinsky(モニカ・ルインスキー)のスキャンダルがホワイトハウスを揺るがしている。 今年一番のヒット映画は『タイタニック』だ。 4.5ドルを出せば、映画館で『タイタニック』を観れる。でも、あなたが考えているのはそんなことではない。

最近ボーナスが出て大金が手に入ったので、それで一儲けしたいと考えている。 そこで、レガシー株に100万円投資することにした。 「本物のレガシー株なら、これから上がり続けるはずだし、この株がうまくいけば、この先何年にもわたって財産が増え続ける」と確信しているからだ。 16年ほど早送りをして2013年の年末。映画館の入場料は8.25ドルで、1998年のほぼ2倍になっている。

でも、あなたがこの会社に投資した額は、それ以上に増えている。株価上昇分だけで347.7%、再投資した配当を入れれば、507.4%である。

どういうことか説明しよう。

シナリオ1:もらった配当を使う

最初のシナリオでは、配当を現金でもらう。この現金を、新たに投資したり、新車を買ったりなど、何にでも使うことができる。 16年の間に、あなたは90万4,500円の配当をもらっている。もとの賭け金の100万円の90%を超える額だ。

そして、2013年の年末。初期投資額は357万5,300円になっている。 あなたの利益の合計は447万9,800円、リターンは年率9.8%である。 しかも、今後も毎年配当をもらえる。2014年に支払われるのは9万3,300円だから、初期投資額に対して9.3%の利回りだ。

シナリオ2:もらった配当を再投資する

次に、配当金を自分の手元に置くのではなく、再投資したとする。 言い換えれば、配当小切手を「現金化」するのではなく、それを使ってレガシー株を買い増すのである。 16年で、あなたの株式から92万8,100円の配当金が生み出された。この配当で、さらに285株を購入することができた。

初期投資の100万円は、2007年時点で、合計500万500円の価値になった。年平均成長率は10.6%である。 次の年の2008年の配当収入は、少なくとも12万8,200円になると予測される。 これは、100万円の初期投資に対して、12.8%の利回りが得られていることを意味している。

なぜレガシー株13が、10年後、20年後、50年後も11%のリターンを実現するのか、その理由は、この後すぐ説明していく。

しかし、その前に、以下のチャートを見てほしい。

これは、レガシー株13に100万円投資したら50年後にどのくらいの価値になるかを示している。

2064年にあなたの投資はどのようになっているだろうか?

 

過去20年と同じリターンであれば、100万円が1億8,626万9,600円になるレガシー株13(単位:億円)

投資した100万円は、50年後には1億8,626万9,600円に膨れ上がっている。 それは、受け取った配当を再投資したからである。 合計で2,984万6,700円の配当を受け取り、それを使ってさらに株を購入した。 そして最終的に、スタートしたときの2.6倍の株を保有している。 合計で1億8,626万9,600円、年率11%のリターンである。 長期的に見て、これほどの儲けを期待できる。これを聞いてワクワクしない投資家はいないだろう。

ちょっと考えてほしい。年率11%のリターンなら、わずか7年で元手が2倍になる。22年後なら、10倍以上になる計算だ。 当然のことながら、シナリオどおりに成長するかどうかは、レガシー株13の持続力にかかっている。 したがって、私たちは自分自身に次の問いかけをしなければならない。 この会社は50年後も存在しているか、そして繁栄しているか? そのためには、まずレガシー株13について知る必要がある。

レガシー株13―毎日どこかで
人生を祝福している●●のメーカー

ミレニアル世代も、富裕層も、成長中の新興市場である中流階級も知らないと思うが、レガシー株13の商品が存在しているのは、「ブードゥー・サイエンス(訳注:きちんとした研究による裏付けのない科学)」のおかげである。 何世紀もの間、人は鉛を黄金に変えようとしてきた。哲学者や神学者、科学者たちはみんな、錬金術という古代から伝わる方法を試してきた。 思い浮かべてほしい。燃え盛る大釜に、ボコボコと沸騰している液体の入ったフラスコ。ありとあらゆる実験がおこなわれている。 人生の答えを探している人々。誰もが、どんな金属も黄金に変えたとされる伝説の物質、「賢者の石」を探し求めている。

実は、今でも人は、鉛を黄金に変えようとしている。しかし、成功の望みがまったくないわけではない。 錬金術は現代化学の基盤であるどころか、錬金術と同じ過程が、今でも多く使われているのだ。 ●●もその1つだ。●●とは、●●と●●を繰り返すことによって、純粋な●●成分を分離させる方法である。

純度の高い●●をつくるために、●●をおこなっている。 また、●●の精製や下水処理、●●の製造も、●●によっておこなわれている。 そして、レガシー株13が●●を作るときも、●●という方法を使っている。

レガシー株13は、世界30カ所以上に●●を所有している。これらの設備の多くは、●世紀に建てられたものだ。

この●年の間、レガシー株13は、その業界で抜きん出たブランドをいくつも構築してきた。 もっとはっきり言えば、世界のトップブランド20のうち7つが、この会社のブランドである。

自社ブランドの人気が高まるにつれ、会社の売上も増えた。 今では、世界市場において27%のシェアを有し、業界を支配している。 レガシー株13とは、●●である。

レガシー株13は、●●年、●●社と●●社の合併で誕生した●●メーカーだ。

〜中略〜

レガシー株13が、
今後50~500年もの間、売れ続ける理由

〜中略〜

中国には現在、240万人の億万長者がいる(2012年から82%増)。 ボストンコンサルティンググループ(Boston Consulting Group)は、中国の富裕層だけで2020年までに購買力が310兆円になると見ている。 また、中国では70%以上の人が●●する。 2013年から2020年の間に、世界の経済成長の65%は新興市場が占めるようになる。 昔ながらの伝統を守るにしろ、新たな伝統を築くにしろ、そこにはレガシー株13がいるのだ。 そのような理由で、●●社が今後50年、おそらくは、もっと長い間、成長し続けると私たちは確信しているのである。